みなさんこんにちは!

ONE&PEACEのミウラです。


今日は『昨日のブログ』の続きです!


まだ昨日のブログをご覧になられていない方は、

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それでは本題スタート!

富士スピードウェイ 7時間耐久レースの本番日です!!


レースの朝は早い!

ホテルを朝 5:30に出発し、サーキットに到着してすぐに、

昨日の朝と同じように走行マシンのチェックを行います。


全員で作業に取りかかる様、無駄のない動きは、

レースさながらの迫力と緊張感があります。


長谷川工場長が一台をメインで作業し、

もう一台を土井副工場長を軸に作業を進めています。


大事な一台を任せられた以上、ミスなどは許されません。

そのミスが、マシントラブルやアクシデントに直結するからです!


確認漏れは無いか、ボルトの締め忘れは無いかなど、

いろいろな事が頭を巡ったとは思いますが、


日々仕事で行っている作業と同じように、

焦らず一つ一つ確実に作業を進めていましたね。サスガ!


まだ走行前の準備は終えていませんが、

場内アナウンスで出走ドライバーの招集がありました。


ご存知では無い方も多いとは思いますが、

「ブリーフィング」や、「ドライバーズミーティング」と呼ばれるもので、

レースでの注意事項やレギュレーションの再確認等を行うミーティングことです。


サーキットの大小に関わらず ブリーフィグは必ず開かれ、

事故や進行トラブルなどが起こらないよう、事前にしっかり説明し、理解して競技に参加します。


『K Split Racing Team』からは、

チームリーダーの木村さんをはじめとした、

当日走るドライバー全員での参加となります。


上の写真はミーティングが始まる前に、

「撮りますよ~」と言って撮影したものです。


写真ではこちらを向いていますが、

会議が始まってからは、真剣に聞きいってましたよ。


ブリーフィングを終えピットに戻ると、

全ての作業を終え、走行前の最終チェックを行っている段階でした。


フォン!フォン!フォン!と

アクセルに呼応し ピット内で響き渡るマフラー音!


これから始まる長い戦いを祝福するファンファーレのよう。

やはりVTECサウンドは五感を刺激しますね!


いよいよコースインの時間です。

レース前のウォームアップ走行時間になりました。



今回の耐久レースでは、1チームに複数台の参加が可能で、

『K Split Racing Team』では、今回2台のシビックを交互に走らせます。


ウォームアップ走行を終え、いよいよレーススタート30分前、

一台目に走らせるマシンがコースインし、グリッド順に並びます。


それぞれ自分たちのチームのマシンがスタートする場所に集まり、

記念写真を撮ったり、ドライバーに声をかけたりしていました!


ピットから大勢の人がコース内に移動していく様子は、

なんだか妙にワクワクしましたね!


私たちも最高の青白空をバックにパシャリ!!

とっても絵になる記念写真が撮れたと思います。


私もドライバーの目線を味わってみようと、

走行方向にスマホのカメラを向けましたが、

「ここを全開で走るのか~!!!」と

ビビリな私は、それだけでも緊張しちゃいました。


ここでしか味わえない特別感を堪能していると、

時間となりますのでコースから出てください!

といった場内アナウンスが流れダッシュで退出。


数分後、7時間耐久レースのスタートが切られました。

記念すべきスタートは、ピット近くの大型スクリーンで見てみましたよ!


コンパクトスポーツから、スーパーカーまで、

全ての車両が一斉にホームストレートを駆け抜けて行きます!


前を見れば実際のレース、後ろを見れば大型モニター、

なんて贅沢な環境でレースが楽しめているのだと、一人興奮しておりましたw


さ~て、ここからが長丁場!

7時間の長い戦いが始まります。。。と思っていた矢先、


レース序盤で事故が発生し、レースは赤旗中断となりました。

事故車両の移動、コースの復旧など、長い時間の中断となりました。


この時、コース上のマシンは全てピットに戻り、

レース再開のアナウンスを待ちます。


しばらく時間が経過し、妙な静けさにつつまれていた場内、

レース再開のアナウンスで、一気に場内はヒートアップ!!


事故前の順番で最後グリッド整列⇒再スタートとなりました!


それにしても、これだけの台数が並ぶさまは、やはり圧巻ですね。

数分後、2度目のスタートから、7時間耐久レースが再開されました!



ここから、ドライバーひとりひとりが、

1周 4.6kmのレーシングコースを、25周、35周、50周と、

タイムと周回と燃費を見ながら走ります!


さすがは敏腕ドライバーが揃う『K Split Racing Team』、

長時間 安定した走りを見せ、クラス上位まで順位を伸ばしました!








そしてレース終盤、空も少しオレンジがかって来たころ、

最後の走者でありチームリーダーの木村さんがハンドルを握ります。


これまで繋いだ仲間たちの思いを乗せて、

長谷川工場長の誘導でピットからスタートです!



気づきましたか?

私は気づきましたよ!!


ドライバーも絶対に気づいたでしょう!!

工場長から木村さんに送ったサインを!


工場長のこういうとこ、カッコいいっす!


そこからの走りはサスガの一言!!

数年ぶりのサーキット走行なんて信じられないような

安定した走りで周回していました。


レースする上での感覚が、

それこそ全身に刻まれている、沁みついているのでしょう!



そして7時間という長いレースが終わる頃には、

チームみんながコース前に並んで 木村さんの走りに声援を送ります!


画像を拡大して見て貰えると分かりますが、

後ろの電光掲示板には

『6:59:30.2』というタイムが表示されていますね!



周回としてはこれが最後となりますので、

ドライバーがピットに戻るのを待ちます。


一緒にレースを走り切った他のチームの方にも

手を振ったり拍手をして、ゴールを祝福していました。


数分後、ピットロードをゆっくりと走らせ、

『K Split Racing Team』のシビックがピットに戻って来ました。



ピットに戻ると、すぐに一緒に走ったドライバー達に囲まれ、

グッと握手を交わして、共に走り切った喜びを分かち合っていました。


涙もろい私にとっては、

こーいうの。。。弱いです


チームスタッフみんなからも

パチパチパチと拍手で迎えられていましたね!


最後までマシンのサポートをした長谷川工場長とも

ガッチリ握手で共に戦った喜びを分かち合っていました。


結果としてはクラス4位、

3位チームとは本当に僅差での4位でした!


「あともう少しで入賞できた!」という気持ちもありますが、

それ以上に、チームみんなで走り切った喜びの方が大きいので、

チーム全員が笑顔で終える事ができました。


チームリーダー 木村さんの笑顔を見れば分かりますよね!


『K Split Racing Team』の皆さん、7時間耐久レースお疲れ様でした。

木村さん、いろいろな事を教えていただき、ありがとうございました。


私もこのような時間を共有でき、本当に良い経験が出来ました。

クルマ好きには堪らない2日間をありがとうございました!